福井晴敏「Op.(オペレーション)ローズダスト 上・中・下」
三島ファンの相方が買って来ました。

割腹自殺した作家の呪怨が低重音で鳴り響いているかのような小説です。
今まさに某国の地下核実験、ミサイル発射等の渦中、
小説の中に「いざという時」の日本国民の右往左往のあり様が赤裸々に描かれていて、自分自身のあいまいな部分にも目を向けざるを得なくなります。
平和ボケしている日本人の目を覚まさせる熱い小説です。
森絵都「ダイブ 1・2・3・4」
姪からまわってきました、映画化も話題になってますね。
マイナーな水泳競技「飛び込み」
これを読んだらオリンピックの高飛び込みが見たくなります。
面白いです!青春真っ只中です(笑)

三島ファンの相方が買って来ました。

割腹自殺した作家の呪怨が低重音で鳴り響いているかのような小説です。
今まさに某国の地下核実験、ミサイル発射等の渦中、
小説の中に「いざという時」の日本国民の右往左往のあり様が赤裸々に描かれていて、自分自身のあいまいな部分にも目を向けざるを得なくなります。
平和ボケしている日本人の目を覚まさせる熱い小説です。
森絵都「ダイブ 1・2・3・4」
姪からまわってきました、映画化も話題になってますね。
マイナーな水泳競技「飛び込み」
これを読んだらオリンピックの高飛び込みが見たくなります。
面白いです!青春真っ只中です(笑)


某小説家の末期の主張は本当に狂人のそれだったのか、目の前の現実に見て見ぬふりして安全と言い張る人間とどれほど違いがあるのだろう……。某大臣の保身ぶりに小説が現実化してしまう危惧を覚えつつある今日この頃。
それにしても福井晴敏は本当に虚構の使い方が非常にうまいですね。少年の魂の再生といういつものテーマを使いながらも心に響くストーリー展開は流石でした。
それにしても福井晴敏は本当に虚構の使い方が非常にうまいですね。少年の魂の再生といういつものテーマを使いながらも心に響くストーリー展開は流石でした。
0
某小説家の事件、
今までその背景を詳しく知らずにいたのですが、
この小説で「ああそうだったのか」と妙に得心してしまう自分がいました(笑)
お台場のド派手な戦闘シーンは読み応えがありますが、
なんといっても福井晴敏恒例の「心に傷を持つ少年と不器用な中年のぎこちない関係」がもろツボです~(笑)
今までその背景を詳しく知らずにいたのですが、
この小説で「ああそうだったのか」と妙に得心してしまう自分がいました(笑)
お台場のド派手な戦闘シーンは読み応えがありますが、
なんといっても福井晴敏恒例の「心に傷を持つ少年と不器用な中年のぎこちない関係」がもろツボです~(笑)
by chiffonmini
| 2009-05-29 22:27
| 読書
|
Trackback
|
Comments(2)