8月からの読書記録です。
高田郁「銀二貫」

高田郁さんの本、どれもおもしろくて「出世花」「八朔の雪」そしてこの「銀二貫」一気読みでした。
今後が期待される作家さんで新作が待たれます。
佐藤多佳子「一瞬の風になれ1~3」

青春陸上小説、
おばさんが読んでもなかなか楽しめました。
これ読んでから、陸上競技の見るポイントがわかるような気になりました(笑)
「ある明治人の記録 会津人柴五郎の遺書 」/石光真人/編著

いつも読書の参考になるブログを書いていらっしゃるtacaQさんの所で紹介されていて、気になったので購入、
「会津といえば白虎隊」程度の知識しかない私にとって衝撃の自伝でした。
この本を読んだあと、世界陸上で6位入賞し北京オリンピック最下位の雪辱を果たした佐藤敦之さんが
「会津魂」について語られていました、
読む前なら聞き流してしまっていたでしょうが、深い重みをもって「会津魂」という言葉が心に沁みました。
さだまさし「まほろばの国で」

M新聞で連載を読んでいましたが文庫になっていたので購入。
ストレートに「だめなものはだめ!」と一刀両断する一言居士、さだまさしさんの面目躍如ぶり、
読んでスカッとします(笑)
「徴税権力―国税庁の研究」 落合博実

相方がおもしろそうだと買った本
固そうな本だと敬遠していたのですが「おもしろいよ!」と言うので読んでみました。
政治家、大企業、新興宗教、マスコミとマルサたちの知られざる暗闘、
国税庁の素顔が垣間見えて、おもしろかったです。
最近図書館へ行く時間がとれず、本屋さんへ行く時間もあまりないのですが
こんな本を衝動買い、

今年中はこれで楽しめそうです(笑)

日本を思いながら、人知れず消えていった方の思いをひとかけらなりとも掬えればとつくづく思います。
それにしても、本が読みたい・・・(泣)