うちもこの春は孫の初節句です。
きのうは娘の家へお雛様を飾りに行ってきました。
うちの娘が初節句の時、実家の両親から贈られたものです。
保存状態がよくて買ってもらった当時のまま、とても30年前の物とは思えないです。
やっぱり妹大好きなお兄ちゃん(笑)
「雛人形は魔よけの意味があり、その子の身代わりとなるもの、
人のものを譲り受けるのではなくその子のために用意したほうがいい」
という説を最近よく聞きます。
これって人形屋さんの売らんがための陰謀ですよね(笑)
確かに「流し雛」という厄よけの人形を川に流す習慣のある地域がありますが、それは立派な雛人形ではなく流してしまっても惜しくない折り紙で作った物とか簡単な人形だったはずです。
雛人形の起源は平安時代の貴族の娘のお人形遊びからだと言われています。
「流し雛」と「お人形遊び」
いつの間にかこれが混同されて迷信が生まれたようです。
私自身も、押入れの奥深くから年に一度出される昔からの雛人形(少々首が曲がっていたり鼻が掛けたりしていましたが)を飾るのを楽しみにしていました。
「魔除けのために一人にひとつのお雛飾りを」
こんな事を言い出したのはごく最近の話だと思います。
お雛様は大切に扱って代々受け継いでゆく、
そういう解釈の方が自然だと思います。
(次女以降の場合は、結婚して女の子が生まれたらその時に新しく買ってお祝いをしてあげればいいと思っています)
ママが小さい頃大事にしていたお雛様、
古い物を大切に慈しむことのできる優しい女の子に育って欲しいと願っています。
>これって人形屋さんの売らんがための陰謀ですよね(笑)
同感です。
古いものを大切にする気持ち。大事ですよね。
私も娘に自分のもの譲りました。
やはり、あまり縁起が良いものではないような風潮に引っ掛かかるものもありましたが、こちらのブログを拝見してスッキリしました♪ありがとうございます。
一人一つ、とか譲り受けるのはよくないとか、
いつからこんな迷信がまかり通るようになったんでしょうかね、
お雛様は一家に一つあればよいし、
親から娘へ大事に受け継いでゆくのが伝統ってもんです(笑)
縁起がよくないなんて言われると親は動揺しますよね、
雛人形のCMを見ては憤慨しています、
親心につけ込むんじゃないよって!(笑)