堤 未果「ルポ 貧困大国アメリカ」 「ルポ 貧困大国アメリカⅡ」読了。
相方が買ってきた本で、岩波新書の新赤版です。
かなり衝撃的な内容です、
資本主義の行き着くところはこうなりますよ・・・的に、病んだアメリカの貧困事情が赤裸々に語られています。
教育、医療、公共福祉、国防等は「官から民へ」シフトさせてはいけないと言うことがよくわかります。
しかしアメリカの負の部分だけを拡大したルポではないかと言う気もしないではないです。
もともとアメリカは自己責任の国、社会福祉の部分に国家の介入を嫌う国民性があるのではないでしょうか、
オバマ大統領の医療保険改革に大反対する「ティーパーティー」の政治運動が盛り上がっています。
日本人からみたらこんな素晴らしい改革になぜ大勢の人が反対するのか理解に苦しむ所ですが、
やはり根本的に国民性の違いという事も忘れてはならないのではないか、と思いました。
いろいろと日本の政治の方向についても考えさせられた本です。
ちなみに堤 未果さんは、薬害エイズ訴訟の元原告として知られる川田龍平さんの奥様です。
相方が買ってきた本で、岩波新書の新赤版です。
かなり衝撃的な内容です、
資本主義の行き着くところはこうなりますよ・・・的に、病んだアメリカの貧困事情が赤裸々に語られています。
教育、医療、公共福祉、国防等は「官から民へ」シフトさせてはいけないと言うことがよくわかります。
しかしアメリカの負の部分だけを拡大したルポではないかと言う気もしないではないです。
もともとアメリカは自己責任の国、社会福祉の部分に国家の介入を嫌う国民性があるのではないでしょうか、
オバマ大統領の医療保険改革に大反対する「ティーパーティー」の政治運動が盛り上がっています。
日本人からみたらこんな素晴らしい改革になぜ大勢の人が反対するのか理解に苦しむ所ですが、
やはり根本的に国民性の違いという事も忘れてはならないのではないか、と思いました。
いろいろと日本の政治の方向についても考えさせられた本です。
ちなみに堤 未果さんは、薬害エイズ訴訟の元原告として知られる川田龍平さんの奥様です。
by chiffonmini
| 2010-04-16 21:59
| 読書
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