宇治地区の「寒中稲荷巡り」に行ってきました。

この地区で昔から行われている行事で、
寒の間に地区内にあるお稲荷さんに
お揚げをお供えしつつ巡り歩く行事です。

会社ぐるみで行っているのは多分うちの会社だけでしょうね、
勤務時間中に全員で打ち揃ってでかけるのですから。
個人のお宅にあるお稲荷さんや街中にあるお稲荷さん、
神宮の中にあるお稲荷さん、
そして昔あったであろう場所も含めて13ヶ所回って来ました。
この場所は何にも無い所ですが(多分昔はここにお稲荷さんがあったんでしょうね)
おあげさんをお供えして

「寒中お参り、分けておあがり~」と口上を述べてお参りします。
宇治橋を渡って神宮の中へ

神域の中にあり、立ち入り禁止の縄が張ってあって普通は入れない所です、
衛士さんに縄をはずしてもらい、鹿除けの網も開けて入れてもらいます。

この森の中の

「おさぶさん」という所へお参りします。
ここと

こちらです。
「寒中お参り、分けておあがり~」

まだ神宮はたくさんのお参り客で混雑しています。

神宮工作所の前を通って
(銀杏のきれいな並木もすっかり葉を落としています)

ここが最後です。

寒中稲荷めぐりをされる人が年々少なくなるようですが、
いつまでも残しておきたい行事ですね。
「おさぶさん」の謂れとか、どなたか詳しい方はいらっしゃらないのでしょうか?
今のうちに伝えておかないと忘れ去られてしまいそうです。
毎年職場の親睦も兼ねた恒例イベントで
会社から夕飯用の上寿司も頂けるありがたい行事です。
全部廻ってちょうど2時間弱くらいで帰ってきました、
それでも多分あしたの夜くらいに筋肉痛が・・・・・・(笑)
さすがお伊勢さん。
こんな昔ながらの行事、心惹かれます。
しふぉんさんのブログを読むほうが 観光本読むよりよっぽど楽しいです!
また伊勢に行くのが楽しみになりました!
日に日に渋滞がひどくなっているようで、
来て頂く観光客の方に申し訳ない思いがします。
2月の中旬過ぎからは「おかげ横丁ひな祭り」
十二単の衣装を身につけて記念撮影ができる人気のイベントもあるので、またぜひお出かけください!

こういう行事は住んでる地域ならではのものなので、忘れずに継承したいですよね!京都にいて普通にしてたことが珍しかったと、離れてから知り、働いてるながらもちゃんとしてくれてた母に感謝です^^
それと全国共通の日本の行事も大切ですよね!主人は行事をした覚えがないらしく、私と結婚して色々するのでビックリしてます!!(豆まきとかもしてなかったらしい><)
女の子2人授かった母として、こういう行事は母が子に伝えていく方が多いかなと思い、一つ一つの行事を大切にしてます☆私の娘たちがそのまた子供に伝えてくれたらいいなという思いをこめて^▽^
お生まれの京都ではもっとたくさんの行事があるのでしょうね、
「文化の継承」と言うほど大げさなものでなくて、
自然にお嬢さんたちに伝わっていけばいいですよね!
去年は豆まきの鬼さんが恐かった孫ですが今年はどうかな?(笑)