メモるのを忘れていたので既におぼろ~~~~~。
海堂尊「極北クレーマー」

海堂尊「ひかりの剣」

海堂尊氏の医療小説はそろそろ卒業しようかと思っているのですが
姪から回ってきたので・・・・。
でも読めばやっぱり面白い!
日本の医療問題に鋭く切り込む海堂尊氏、
海堂氏はいつも小説という手段で現在の医療が抱える根本的な問題点を
白日の下にさらしだします。
そういう目的意識があって書かれているので、
日本の医療のどこに問題があるのか小説を面白く読みながら理解する事ができます。
海堂尊「ジェネラルルージュの伝説」

「ジェネラル」速水晃一関連の短編3編+海堂尊物語+自作解説(作品年表など)
海堂尊ファンなら楽しめる一冊ですね、
創作の秘密を惜しげなく明かしていますが、
海堂氏ってものすごく「お茶目な方」だって事がよおくわかりました(笑)
本命はこちら!
宮本輝「三十光年の星たち」

新聞連載していた小説で、
毎日朝一番の楽しみでした。
単行本がでたので早速買って再読しました。
歳を重ねれば重ねるほど、宮本輝氏の小説が好きになります。
「草原の椅子」が私の中ではベストなのですがそれに匹敵するほどこの小説も好きです。
30歳の青年と75歳の老人が主人公。
読者の年齢によってどちらに自分を重ねてみるかで読み方は変わります。
私の年齢では老人の方に近い(笑)
若木が真っ直ぐに育つには添え木が必要です。
少し手を貸して添え木になってやれば若者は真っ直ぐに育つ。
厳しくも暖かく若い人たちを見守り育てる、
かくありたいものだと思いました。
何度でも再読したい本です。
なんと、偶然です!殆ど本を読まない私ですが、この二人の作家さんの本は結構読むんです。特に、海堂尊は、自分自身が医療業界の人間なので、興味深いです。
tobosueさん医療業界の方ですか、
それじゃあ海堂尊本は必須ですね(笑)
世界中飛び回って大変なお仕事ですね。
日本にもこんなワールドワイドな女性がいらして誇らしいです!
海堂尊
現場でいくら声を上げても変わらないので、それじゃあって
小説を書いて一般大衆を啓蒙しちゃうなんてすごい方です。
登場人物があちらこちらの小説の中でリンクしているので
初めから綿密な設定がしてあるのだと思っていましたが、
後から無理やりリンクさせているので四苦八苦されてるようです(笑)