最近の読書記録

ソーイングに忙しくて
最近読書記録がおろそかに・・・・（笑）

毎晩寝る前に
布団の中で読むのが日課なのですが
高村薫、宮城谷昌光、等々
ここしばらく再読ばかりしてました。


で、やっと
巷で人気な百田尚樹さんに手を出しました。

買おうと思った直前に「本屋大賞」を受賞してしまって
ミーハーに思われるのが嫌さにわざと時間をずらして買ったという
ひねくれ者です（笑）

百田尚樹　「海賊とよばれた男　上・下」


出光興産の創業者出光佐三をモデルにした伝記風小説で
とても面白くあっという間に読み終わってしまいました。

戦前・戦後にわたる石油の歴史の話でもあり
戦争と石油の関係を知るのも勉強になりました。

「日章丸事件」って知らなかったんですが（私が生まれた頃の話です）
出光佐三さんってカッコいい方だったんですね、

「ふむ、明日からガソリンは出光ＳＳにしよう」
と思うくらいです（笑）


で当然次は
「永遠のゼロ」



「青年はなぜ零戦で命を散らしたのか」
ラストで一気に
すべてのパズルがぴたりとはまる構成はすごいです、
でもあまりに見事にはまりすぎて
（ココ、感動する所なんですが）
なんとなく作為的に感じて少々感動が薄れました（笑）

これも一気読みでした、

これから読もうと思う方は
「永遠のゼロ」を読んでから「海賊とよばれた男」の順番の方が
いいと思います。（ちょっと仕掛けがあるんですね）


でまた再読に戻って・・・・

もうすっかり記憶が失われてしまった
高橋克彦さんの「みちのく三部作」

知られざる東北の壮大な歴史、
この地に生きる蝦夷の誇りと気概に
何度読んでも圧倒されます。

この三部作はお勧めです。
（文庫で全部で十巻、すべて揃えました）

「火怨　上・下巻」　蝦夷の誇りをかけて「大和」と戦うアテルイが描かれます

忘れるはずです、読んだの2007年でした。

過去にアップしてるので（笑）

　→　　ここ



「炎立つ　1～5巻」　「火怨」から三〇〇年後の話で
　　　　　　安部頼良から奥州藤原氏の興亡が描かれます

　→　　ここ




「天を衝く　1～3巻」　「炎立つ」から四百年後の東北。
　　　　　　　　
　→　　ここ


ああまた
読む本が無くなった。