スフレチーズケーキと家庭用オーブン不満

チーズケーキは今までいろいろ焼いてきたのですが
年々軽いタイプの方が好きになってきて・・・・。

生クリーム200ＣＣを入れるレシピが多いのですが
それが少々重く感じて
牛乳入れるスフレタイプを焼いてみました。



表面ひび割れが入ってしまって

でも粉糖ふりかければ
ひび割れもガトーショコラっぽくて味がある（笑）



昔よく焼いた「スフレチーズケーキ」


当時は「スフレ」なんて言葉は無かったですけどね。

私が初めて買った本に載ってました。
「ぶきっちょさん」シリーズでした。


カトルカール、
これもいっぱい焼きました。


でもね、
昔の（30年前）オーブンで焼いていた頃は
スフレチーズケーキの「ひび割れ」なんて皆無でしたよ。
上火と下火があって温度が均等だったからだと思います。
今の家庭用オーブンは上火だけしかなくてファンで回すタイプしか無いんですよね。
上火が強すぎてひび割れが起きるんだと思います。

「昔は良かった」なんて年寄りくさい事を言いたかないんですが（笑）
今使ってるオーブンに納得いかないんですよ。
シフォンも昔みたいにうまく焼けない！

そもそも「オーブン」と名の付く物が
「上火だけ」しか無いなんて事は許せませんよ（怒！）

私の過去記事、

　　→　　ここ

シフォンの底上げの理由を私なりに（素人ですが）断定した記事なのですが
今でもアクセス数が異常に多いんです。
それだけ今の家庭用オーブンで
うまく焼けない人が多いと言うことなんです。

誰もレンジのせいとは思わず、
自分の腕が悪いと思ってしまうんです。

昔むかし、シフォンケーキを教えて欲しいと言われて
何人かの友人に教えたのですが
初めて焼いた人で（それぞれの家庭のオーブンで）
「底上げ」した人は一人もいなかったんですよ、
「底上げ」なんて当時は無かったんです。

昔のお菓子の本を見ていたら



当時のオーブンの広告見つけました。



ほらほら


上火と下火があるでしょ！

これが正しいオーブンの姿です。
オーブンレンジが出始めた頃は
みんな上火と下火があったんです。


上火と下火がきちんとあって
尚且つ上火と下火、それぞれの温度調整が出来れば
単純にケーキは膨らむんです。

上下の温度管理さえできれば何も難しい事は無いのに
どうして家電業界は「ごく普通のオーブン」を作ってくれないんでしょうか。

今のオーブンが壊れたら
欲しいオーブンがありません。

「ごく普通にシフォンを焼いて底上げした事ないよ」ってオーブン
「ごく普通にスフレチーズケーキを焼いてひび割れしないよ」
ってオーブンをお持ちの方、
参考のためにメーカー名と機種を教えてください！


って、長々と熱く語ってしまいましたが（笑）

このチーズケーキ、
軽くて美味しかったです！
（今度焼くときは砂糖をもう少し減らしてもいいかな）

ご馳走様でした～～～～！