たくさんヤドリギが寄生しています。

「寄生」
ある生物が他の生物から栄養やサービスを持続的かつ一方的に収奪する場合を指す言葉。
「一方的に収奪」
こういう説明があるように
元の木(宿主)は枯れてしまうのだと思い込んでいました。
樹木を枯らす「嫌われ者」的なイメージがありました。

でも実は宿主への、ヤドリギからの直接のお返しは無くても
冬の間に常緑のヤドリギがある事で、多種の鳥を呼び寄せることになって、
宿主の木に被害を及ぼす虫を食べてくれるんだそうです、
そんな相互作用は生物の多様性にとても良い影響をもたらしていると近頃考えられてきたようです。
今年のクリスマスに初めて知ったのですが
西洋ではこのヤドリギをクリスマス飾りに使うんですね、
ヤドリギ=聖なるもの という認識があって
クリスマスの市でたくさん売られているんです。
日本ではツリーとリース型がメインですが
「ヤドリギ」が売り物になっているなんて初めて知りました。

確かにきれいに丸まっていて
これにオーナメントでもぶら下げれば
立派なクリスマス飾りになりますよね。
いろいろ検索してみると
日本でも万葉集の中で「ヤドリギ」が歌の中に出てきて
古来より神の宿る縁起のいい木として敬われていたんですね。
へ~~~知らなかった、
この木の下に行って
もっと詳しく観察してこよっ!(笑)
自然の営みに敬意ですね。日本にも古くからあったんですね。
最初私が見たのはフランスのブルゴーニュでした。
≫古来より神の宿る縁起のいい木として敬われていたんですね≫
最初とても引き付けられました。
五十鈴川と同じように見事なヤドリギでした。
しふぉんさんはいつも見れていいですね。
今年はとてもいい年になるパワーをヤドリギからいただけそうですね:)