cookpadを参考に色々試行錯誤して、今はこのレシピに落ち着きました。
黒豆 250g
砂糖 200g
醤油 大さじ4
水 1.5ℓ
塩 ひとつまみ
錆びた鉄
錆びた鉄、これが大事です。
黒豆にはポリフェノールの一種のアントシアニンが 含まれていて、
そのアントシアニンと鉄の酸化が結びついて
黒々とした艶のある豆に煮上がるんだそうです。
新しい鉄だと鉄分が出にくいので錆びたものが良いと。
ずい分前、初めてお節の黒豆を炊く時に
「錆びた釘ってない?」って相方に聞いたら
「錆びた釘はないけど、錆びた鉄がいいのならトンカチの頭があるよ!」って渡されました(笑)
もうこれを何年使ってるかな、
私はこれを不織布の「だし パック 」に入れて使います。
1.黒豆をさっと洗って上記の材料と共に(錆びた鉄も)圧力鍋に入れ中火にかける
2.沸騰すると灰汁が出てくるので丁寧に取る
3.灰汁が取れたら火を止め蓋をして一晩置いておく
4.翌日中火にかけ、もう一度灰汁取りをしてから落し蓋をして20分圧力をかけ
そのまま自然に冷ます
5.蓋を開けて豆だけ取り出し煮汁に砂糖、醤油各大さじ2加えて煮詰める。
ツヤツヤの美味しそうな黒豆になるのは
もう長い付き合いの、この柄の取れたトンカチのアタマ君のお陰なんです(笑)
煮上がったばかりはまだそんなに黒くは無いのですが
煮汁につけておくと翌日には黒々ツヤツヤになっています。
私が黒豆を美味しいと思うようになったのは五十歳過ぎてからですね、
昆布の佃煮やら黒豆やら、若い頃食べなかった物が美味しくなるなんて
歳を取った証拠です。
でもまぁ歳を取って美味しい物が増えるんですから
こりゃあ良い事だとポジティブ思考で・・・(笑)
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最近は、釘のないおうちもあるでしょうね。'`ィ (゚д゚)/、うちです。
なので、黒豆をつやつやにできないのは、そのせいなのさ!と正当化しています。
本当に、ご近所さんだったら、メモ片手に張り付いていたいです。