私が一番好きな作家である宮城谷昌光。
中国古代・春秋戦国時代の偉人をテーマにした小説をたくさん書かれています。
久しぶりに宮城谷作品を読みたくなって
まずは一番好きな「孟嘗君(もうしょうくん)」を読みました。
私が夢中になって読んでいたのは2000年代前半の頃でした。
この本は三年に一度くらい再読しているので
もう今まで何度読んだことか。
睡眠導入のために寝床に入って本を読む習慣なのですが
これはもう読みだすと止まらなくて逆に夜更かしが過ぎるのです。
あっという間に五巻を読破、次は「楽毅」読みます。
弱小国、中山国の武将「楽毅」を陰ながら応援するのが「孟嘗君」。
孟嘗君が中山の尊厳を守り抜いた楽毅に労いの言葉をかける所が
私の一番好きなシーンです、涙無くしては読めません。
「太公望」「奇貨居くべし」「子産」「重耳」「沙中の回廊 」「天空の舟」
等々の長編が本棚で読まれるのを待っています。
こんな時です、心を落ち着けてじっくり本を読みます。