「ためしてガッテン」で話題になった栗の剥き方です、
圧力釜を使って栗を剥いてみました。
この前は栗に火を通しすぎないように5分圧力をかけて剥いたのですが
渋皮まで綺麗には剥けませんでした。
今回はどのサイトを見てもお勧めの10分加熱、
その後圧力が下がるまで自然放置でやってみました。
圧力鍋に入れる前に栗の上部に十文字の切れ目をいれておきます、
栗がかぶるくらいの水を入れ10分圧力をかけます。
十文字に切り込みを入れたところがパックリと開いています、
熱いうちは鬼皮も柔らかいのでここから簡単に手で剥けます。
冷めるとあっという間に固くなるので鬼皮を先に剥いてしまいます。
相方が鬼皮を剥いてくれたので、私は渋皮剥きに専念しました。
渋皮は爪ではぎ取っていく感じなので
右手に使い捨てのビニール手袋をはめました。
崩れてしまうのもありましたが、渋皮はそこそこ剥きやすかったです、でも栗に火が通っているので、この後の使い道が難しいですね。
甘露煮は生の栗に少しずつ火を通して甘みを入れていくのです。でももうこの時点で栗は食べられる固さになっているので
これをシロップで煮ると柔らかくなりすぎて崩れやすいのです。
でも崩れるくらい柔らかくなると栗がしっとりして美味しいですね。私はシフォンケーキやロールケーキのような柔らかいスポンジに合わせるのでこれはこれで便利に使えそうです。
大きな丸い栗を鍋から出そうとすると割れてしまいました。
マロンペーストにするのなら圧力鍋で10分加熱して、そのあと栗を半分に切って
スプーンで実を出すのが手っ取り早いですね。実離れが良くて仕事が早いです。
ここに砂糖、牛乳を加えて火にかけ、最後にバターを入れて溶かし熱いうちにフープロにかけて滑らかにします。
一応覚え書きとして砂糖 栗の重さの30~35% 25%に修正牛乳 栗の重さの15% 15~30% 固さを見て調整バター 栗の重さの10%塩少々
これを小分けして冷凍しておきます、少し固めのペーストなので使う時に牛乳か生クリームを加えて調整します。
栗をたくさん頂いたのであれこれ試してみることができ、甘露煮とマロンペーストをどっさり冷凍庫に貯めこみました。
鬼皮と渋皮を除いた栗の正味の歩留まり率はおおよそですが栗くり坊主で皮を剥く 60%くらい半分に割ってスプーンで中身を取り出す 65~68%くらい圧力鍋で10分、その後手で渋皮を剥く 70%くらい
栗仕事が栗を呼びこむ事になったんでしょうか、思いがけず栗長者になって栗三昧の日々が続きました。
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