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読書

宮城谷作品 再読中!

宮城谷昌光「子産」を再読したのですが、
昔に比べて読みづらかったです。

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諸葛孔明が理想とした人物なので「子産」の生きていく姿は大好きなのですが
上巻の時代背景の説明部分がなかなか進まず苦労しました。

人物像としては感動するのですが「物語」としてはちょっと淡泊かと。
「孟嘗君」「太公望」「楽毅」が面白いからそれと比べると、という事ですが。

昔読んだ本を再読しているのに、
その時の本人の状況によって感じ方が変わるものですね。



「青雲はるかに」
大望を抱いてもなかなか世に出られない若者が免罪をきせられ、ひん死の状態に陥る、
運よく助けられ長年苦労しながらも宰相に上り詰め、恥辱を与えた相手に復讐する。

宮城谷作品 再読中!_f0129726_17550356.jpg

宮城谷文学で美女が登場する小説は面白いのです。
この小説にも魅力的な美女が登場します。

次は「奇貨居くべし」 全五巻を再読予定です。

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Commented by ひみこ at 2020-11-09 16:17 x
しふぉんさん、「子産」は小説としては淡泊ですが、人が生き
る教科書というか、どうあるべきかということを教えてくれ
る良書だと思います。
春秋戦国時代という過酷な時代に礼をもって礼にのっとって
生きた子産を尊敬します。
国や人どうしの駆け引き等、見てきたかのように書いて読ませる
宮城谷さんはすごいと思いました。
でも本当言うと私には難しくて、もうちょっと軽い方が読みやす
いかなと思いました(^^ゞ
「子産」はkindl版で読んだんですがパソコンでもスマホでも読めて
便利でした。文庫本も大好きですけどね。



Commented by chiffonmini at 2020-11-09 21:00
ひみこさん>
そうそう、その通りです、
そんな子産が好きだったのですが
史実の挿話が長くて上巻は読みづらかったですね、

宮城谷作品を夢中になって読んだのは20年くらい前なんです、
そのあと再読もしてるはずなのにすっかり忘れていました。

「青雲はるかに」は読みやすいです!



Commented by tacaQ at 2020-11-14 09:10 x
年を重ねてから同じ本や映画に触れると
以前と違う感想を持つこちとがままあります。
それを感性の鈍化ととらえるか、人間として成熟したか
自問することが多くなりました。
最近、ロバートキャパ関係の本を読み、
以前とは違う視点で眺めている自分に気づきました。
さて
ご存じのとおり宮城谷さんは作家として晩稲の部類の入るので
"若い"読者だけに受けるような書き方はしてなかったと推測します。
20年ぶりの再読で新たな発見や気づきがあるとするならば
作品のクオリティが高く、若い時分では理解できなかったものが
練りこまれているかもしれませんね。
若いころは、子産や范雎にあこがれていましたが
重耳みたいにのんびり生きるのもいいかなと思うようになりました。
Commented by chiffonmini at 2020-11-14 18:50
tacaQさん>
若い頃に比べ経験値は確実に増えてますからね、
読み飛ばしたところに新たな気づきがあったりします。

ここ数年、ずい分読書量が減っていたのですが
また本を読む楽しみが蘇ってきました。

「重耳」「晏子」も再読しなくっちゃ。
(今、奇貨居くべし読んでます)
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by chiffonmini | 2020-11-08 17:43 | 読書 | Trackback | Comments(4)

お菓子を焼く、ミシンで縫う HANDMADE 大好きな しふぉん@ばぁばです。最近自作のドライフラワーにはまっています!


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