2020 最後の読書記録

まだ去年の読書記録が残っていました。

全部義姉から借りた本です。

東野圭吾「探偵ガリレオ」

これは東野さんのガリレオシリーズ第一作なんですね、

理系の知識を生かした推理小説ですが短編（5作品）なので

ちょっと物足りない印象でした、

東野さんの作品はやっぱりTVドラマ向きですね。

浅田次郎「お腹召しませ」

こちらも短編集（6作品）です、

幕末の混乱に翻弄される武士の悲喜交々を描いた作品です、

浅田さん、最近この時代の作品が多いのですがどれも文句なく面白いです。

でも短編集なので、内容をすぐ忘れてしまいそう。

藤沢周平「彫師伊之助捕物覚え　消えた女」

　　　　「彫師伊之助捕物覚え　漆黒の霧の中で」

　　　　「彫師伊之助捕物覚え　ささやく河」

時代小説の名手、藤沢周平の捕物帳シリーズ。

藤沢周平作品を読むの何年ぶりだろう？

元凄腕の岡っ引き、版木彫り職人伊之助が活躍するハードボイルドミステリー、とでもいうのでしょうか、

長編でどれも読みごたえがありました。　　　

結末がどうなるのか気になって、夜中までかかって一気に読んでしまいました。

藤沢周平良いですね、じっくり時代物に浸れます。

これでようやく2020年の読書記録が終わりました。

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