最近の読書記録です

義姉からたくさん文庫本が回ってきました、ありがたや～！

林真理子「最高のオバハン」

　　　　中島ハルコの恋愛相談室

　　　　「最高のオバハン」

　　　　中島ハルコはまだ懲りてない

ドラマは録画して見てましたがこの本が手許にきたのでテレビを見るのは止めました。

久々の林真理子、スカッとする面白さがありますね。

佐木隆三「身分帳」

これは自分では手を出さない本だと思ったのですが

回ってきた本は何でも読みます。

殺人犯として人生の大半を刑務所で過ごした男が

満期になって社会復帰するという実話です。

不幸な生い立ちのせいで人間関係を築くのが全くもって不得手、

極度に純粋なために直情径行が過ぎ、あちらこちらでトラブルを引き起こす。

根は善良な男なのに罪を犯さざるを得ない不器用さがせつなかったです。

少し重い本の後は

原田マハ「キネマの神様」

原田マハさんは美術だけでなく映画もお詳しいのですね。

「楽園のカンヴァス」「たゆたえども沈まず」「風神雷神」で絵画の奥深さを知りましたが

この「キネマの神様」では映画の素晴らしさも教えてくれました。

この夏に映画が公開されますが

志村けんさんが演じられる予定だった役は沢田研二さんになったんですね、

原作を読むと、この役はまさに志村さんのはまり役です。

お元気でおられたならこの映画以降、素晴らしい俳優さんとして活躍されたことと思います。

志村けんさんで見たかったなあ！

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