人気ブログランキング | 話題のタグを見る

読書

7月・8月の読書記録

去年の春から集中して再読している宮城谷昌光、
相変わらず手持ちの長編を読み続けています。


「重耳(ちょうじ)」
十九年の流浪の末に晋を再建し君主となった重耳(文侯)
苦難の末に中国の覇者として名を成した重耳の生涯を描いた長編小説です。

7月・8月の読書記録_f0129726_20574221.jpg


「介子推」


7月・8月の読書記録_f0129726_20574400.jpg

晋の公子「重耳」に仕え献身的に働く「介子推」
飢餓におちいった一行のために走りまわって食を求め、
何度も襲ってくる最強の刺客を人知れず退却させる。
しかしその姿は重耳や重臣に知られることはなかった。
自らを誇る事を潔しとしない介子推は、重耳が覇業を達成した時にその姿を消してしまう。

「重耳」のサイドストーリーで清々しいまでに潔癖な青年の生き方が描かれます。


宮城谷昌光が描く古代中国の歴史小説、
かなりマニアックなので後は記録だけ残しておきます。



「孟夏の太陽」
重耳に仕えた趙衰とその息子趙盾、
趙一族の話が四つの短編としてまとめられている。

7月・8月の読書記録_f0129726_18153725.jpg

「沙中の回廊」
「重耳」亡き後の晋を支え、
宰相にまで上り詰める士会の活躍が描かれている。

7月・8月の読書記録_f0129726_18153341.jpg

ここまですべて「重耳」がらみの小説で
登場人物がリンクしているので余計おもしろいのです。
時間を置くとそれぞれの人物の立ち位置を忘れてしまうので
一挙に読まないと興がそがれます。


「夏姫春秋」
小国の鄭に生まれた絶世の美女夏姫が主人公

7月・8月の読書記録_f0129726_18153915.jpg





「天空の舟」小説伊尹伝
夏から商へと移る古代中国
一介の料理人から商の湯王の片腕となる波乱にとんだ伊尹の生涯が描かれる

7月・8月の読書記録_f0129726_18163401.jpg


これだけ集中して読むと
さすがに宮城谷昌光お腹いっぱいです!

小説の内容を忘れた頃、忘れた頃にもう何度も読み返していますが
次の再読は三年くらい先かな!

にほんブログ村 ハンドメイドブログ 今日作ったものへ
にほんブログ村
Commented by ひみこ at 2021-08-30 10:26 x
宮城谷昌光さんの「重耳」を読み、次に「介子推」を読もうと
買っておいたのですが、先に「夏姫春秋」と「香乱記」読んで
しまいました。いえ、まだ「香乱記」は読み終えていません。
あと少しです。4冊読むのに2か月近く掛かっています。遅すぎ!
「重耳」関連の本そんなにあるんですね。読めるといいなー!(^^)
Commented by chiffonmini at 2021-08-30 15:53
ひみこさん>
「香乱記」は、私も時間かかりました。
一番読み辛かったかも。

「沙中の回廊」
前に読んだ時の記憶があまり無いのですが
これが以外にはまりました、
こういう自分の変化も面白いですね。
Commented by たくねこ at 2021-08-31 07:48 x
入院中、本を読みたいなと思っていたのですが、
このコロナ禍で、病院への持ち込みは「最低限」
着替えなども基本レンタル(病院によって違うとは思いますが)
消毒できないものは、持ち込めない、ということで
紙物は差し入れもダメでした。
面会もできませんから、なかなか過酷でした
Commented by chiffonmini at 2021-08-31 15:49
たくねこさん>
入院中に本が無いと時間がつぶれませんね、
面会も駄目だと、気もまぎれませんよね。
ご無事に退院できて良かったです!
Commented by tacaQ at 2021-09-07 06:24 x
宮城谷版「介子推」は、確かハッピーエンドというか、新たな旅たちで終わる話でしたっけ?

中国の物語関係といえば、浅田次郎が蒼穹シリーズの新しい本がでましたね。(買ったけど読んでない)
近頃、趣味でミリ物のノンフィクションを読むことが多いのですが、最近のトレンドにナラティブ(物語)ワーフェアというのがあるそうです。
ざっくりいえば、民衆や国、大小の共同体を繋げる宗教や文化、伝統などコミュニティの持つ「物語」に注目したものです。
ヒトは物語を紡がずにはいられない生き物であれば、「八百万の神々がおわす国」ー日本人が護るべき物語ー、伊勢のご当地プレートを見るとそう感じます。
(長文、場違いのコメ、すいません。)
Commented by chiffonmini at 2021-09-07 17:59
tacaQさん>
う~ん、介子推は信念を曲げず自ら褒章を求める事を潔しとせずに
重耳の元を去ってしまうんですよね、
あれだけの献身的な働きをもう少しアピールしても良かったんじゃないかと、
俗人の私なんかは思ってしまってじれったかったです。

浅田次郎「兵諌」ですよね、
「天子蒙塵」がまだ読んでないのですが
シリーズ最初の「蒼穹の昴」から再読して「兵諌」までたどり着きたいと思ってます。

ナラティブ(物語)ワーフェアって初耳です、なんか難しそうだけど
ウン十年この地に住んでいるのでそう感じてもらえると嬉しいです。
名前
URL
削除用パスワード

※このブログはコメント承認制を適用しています。ブログの持ち主が承認するまでコメントは表示されません。

by chiffonmini | 2021-08-29 21:07 | 読書 | Trackback | Comments(6)

お菓子を焼く、ミシンで縫う HANDMADE 大好きな しふぉん@ばぁばです。最近自作のドライフラワーにはまっています!


by しふぉん@ばぁば