先日頂いた栗で甘露煮を作りました。
栗仕事まだ二年目の初心者なので、あれこれと試行錯誤中です。
栗(700㌘)の上部に十字に切り目を入れて(栗くり坊主で)
400㏄の水を入れて圧力釜で1分(シューシューしてきてから1分)
火からおろし蛇口の水をかけて急速に圧を抜く
そのままボールにあける(冷めないようにゆで汁に浸けたまま)
熱いのでグローブを付けて上部の切り目から手で剥くと、
鬼皮が簡単に剥けました(10分くらいで全部剥けた)

ここから栗くり坊主で渋皮を剥くのですが側面をくるくるっとむいてから表面をはがすようにすると渋皮がきれいにはがれます。(はがれにくいのもありますが)
渋皮を剥くというよりはがす感じなのでそれなりに時間がかかるのですが、栗の凸凹がそのままきれいに残ります。

剥いた栗は水に浸けていきます。

700㌘の栗が500㌘になりました(歩留まり70%)
クチナシを入れて10分弱火で下煮します。

これをきれいに洗い流してから蜜(水、砂糖、味醂、塩少々)で煮ます。弱火で20分煮たのですが、柔らかいのが私の好みなので少し時間を延ばしたらやっぱり割れてしまいました。これを密閉容器に詰め替えたらもっと壊れました。

クチナシを洗い流すときに急に冷やしたのが駄目なんですね、蜜で煮るのも20分まででしょうか、次回の反省点です。
栗はスポンジケーキに合わせる事がほとんどなので「柔らかい」は重要でついつい火を入れ過ぎてしまうのですが割れても使いようはいくらでもあるので美味しければいいと開き直ってます。
今年はもうこれ以上栗が届きそうも無いので、近くの産直市で1.1㌔の栗を買いました。
栗仕事も回数を重ねれば、少しずつ上手になっていく事でしょう!
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