甘夏のピールとオランジェット

友人宅に生っている甘夏をたくさん頂いたので

甘夏のピールとオランジェットを作りました。

ピールの作り方は身近な友人に聞いたり

ネット上にあるたくさんのレシピを参考にしました。

甘夏の写真は5個しかありませんが

8個もらってきたのです。

ムッキーちゃんで皮を剥いて

中身をきれいに取り出します。

ここまでは相方の仕事、

この中身が相方の大好物なので皮だけもらいます。

友人によると柑橘類の苦味は皮の表面にあるので

チーズおろしで薄く削るんだそうです、

チーズおろしなんて洒落た物は無いので、しょうがのおろし金を使いました。

これは義母が使っていたおろし金、昭和の遺物です。
削りかすは捨てるのですが
このまま流しに捨てると排水溝にセットしてあるゴミ受けの網が詰まるのでおろし器から取り除いておきます。

鍋に入れ、かぶるくらいの水を入れて沸騰させます、（もっと上まで水は入れます）沸騰してから5分グラグラしたらザルにあけます。

この茹でこぼしを3回やったら水に浸けてひと晩おきます。
気が付いた時に何度か水を変えました。

翌日ザルにあけ、水を切った皮を細く切って鍋に入れ砂糖を加えます。


茹でた皮の重さの70％の砂糖を入れて煮ました、
水を入れなくても皮から水が上がってきます。

15分くらい煮て水分が無くなってきたらザルに上げます。

天板に並べ100度のオーブンで20分くらい乾かします。


網に乗せて一晩このままおいて乾燥させました。


製菓用のクーベルチュールチョコを200㌘くらい鍋に入れ55度くらいに温めたお湯で湯煎してチョコを溶かしピールを浸してシートに並べます。冷蔵庫に入れて30分もすれば固まります。


いやもうこれが絶品！ピールはねっとりとやわらかくて、チョコはパリパリッと歯応えが良くてこんなに美味しく出来たのは初めてです。
「白いワタに苦みがあるから取り除く」と書いてあるレシピが多いのですが白いワタを残した方が厚みがあってやわらかくて美味しいですね。
オランジェット大好きな義姉にもお裾分けしました。

1回目は2個分作って全部オランジェットにしたので2回目は（3個分）相方のリクエストでピールのままのも残しました。
お砂糖はまぶさない方が美味しいのです。


今3回目やってます、2個分を茹でこぼして水に浸し中。
明日ピールにしてチョコがけして甘夏を貰った友人に届けて、来年もちょうだいね、とお願いしてこよう！

8個のうち最初の1個は皮を捨ててしまった、もったいなかったね～～～！

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