20数年前の秋に京都の永観堂で見たカエデが余りに素晴らしかったので
小さな苗を買って植えました。
長年「サトウカエデ」だと思い込んでいたのですが
これはやっぱり「ノルウエイカエデ」のようです。
秋の黄葉を見たくて植えたのですがよく考えれば当地は台風の通り道でした、今年は全く台風が来なかったのでこんなに葉っぱが残っていますが例年なら台風の風で葉が飛んでしまい、今の時期にもうほとんど葉は残っていないのです。
葉っぱを取ってグーグルレンズさんに尋ねたら
やっぱり「ノルウエイカエデ」と答えてくれました。「ノルウエイカエデ」は地表付近に密に根を張るので他の植物の生育を阻害するそうなんです、専門家の間では tree killer(木の殺し屋)と呼ばれているとか。
この下に植えていたクリスマスローズが10年経っても全く株が大きくならずに枯れてしまうのもアスチルベを何度植えても枯れてしまうのはどうもこのカエデのせいなのです。玄関前のハナミズキの下にクリスマスローズを植えたら3年で大株になったしアスチルベもすくすく育ちましたからね。
10年経ってそれに気が付いたので(気づくの遅すぎる!)最近はカエデの下には一年草の種を蒔いてシノグロッサムとかオンファロデス等は見事に群生してくれます。宿根草は何を植えても駄目ですがアジュガだけは困るくらい増えています。
いつまでも暑かったので葉はまだ緑緑していますが今年は黄葉が見られるかな!
ハイブリッドハナミズキの葉っぱは赤くなってきました。
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