今年の夏以降の読書記録をアップしていないのでまとめて記録します、
すべて義姉が回してくれる本です。
林真理子「小説8050」

「80代の親が50代の子どもの生活を支えるために大きな負担を抱える」
という社会問題をテーマに書かれた作品です。
いじめを受けて引きこもりになった息子を
世間体を気にする父親がなんとか社会復帰させようとする話です。
重い話なので読んでいて苦しくなりますが最後は希望の持てる結末でした。
東野圭吾「聖女の救済」 「透明な螺旋」
東野圭吾の作品はとにかく読みやすいのです、ついつい先が気になって夜更かし(布団の中で)して最後まで読み終えてしまいます。「透明な螺旋」はガリレオこと湯川先生のプライベートな部分が初めて明かされ今までにない展開でガリレオファンなら必読書でしょうね。
井上夢人「プラスティック」湊かなえ「続・山女日記 残照の頂」
「プラスティック」は本屋大賞の発掘本という事で30年前に書かれた本なのですね、ネタバレになるので感想は書きませんが私的にはイマイチで好きじゃなかったです。
「続・山女日記 残照の頂」湊かなえさんの読んだ後いやな気持になる「イヤミス」系は苦手なので読まずに義姉に返すこともあるのですが山女日記シリーズは好きです。悩みを持つ山ガール達が頂上を目指すことで自立していく心理を丁寧に描いています。
秋杜フユ「ようこそ伊勢やなぎみち商店街へ」浅田次郎「母の待つ里」
「ようこそ伊勢やなぎみち商店街へ」伊勢に実在する「高柳商店街」「しんみち商店街」をモデルに伊勢在住の作家さんが書かれた小説です、商店街にやってくるさまざまな人との出会いと交流が描かれます、地元の小説なのでネタ元が想像できて読みやすかったです。
「母の待つ里」NHKでドラマ化されて予告は流れていましたがBSは契約していないので本編は見ていません、ああ、そういう話だったのね、と納得。浅田次郎さんの小説は20数年前の「蒼穹の昴」にはまり夢中になって読んだ時代がありました。人情物からコメディまで多彩に書き分け、未だ衰え知らずの作家魂に感嘆しかありません。
今日サブレパリジェンヌを添えて義姉に借りた本を返しに行ったのですが

早速また次の本を借りてきました。昔に比べて極端に読むスピードが落ちましたが(すぐ寝てしまうし布団の中でスマホを見る時間も増えたから)義姉のおかげでたくさん本が楽しめてありがたいです!
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