
わがままでエゴイスト、いじわるで嫉妬深くて恩知らず、
そのすさまじいエネルギーで五代将軍綱吉の生母にまで成り上がった玉という女性の一代記。
「玉の輿に乗る」の語源となった女性です。
お友達にはなりたくないけれど、ここまでやれば立派の一言。
女の「負の部分」がこれでもかと書かれている割にはからっとした読後感でした。
「祖父母業」ゴッドフリー・ハリス

図書館の新刊コーナーで見つけ、斜め読み。
子育て、親業等いろいろハウツー本がでてますが・・・・とうとう「祖父母業」ですか。
マニュアルどうりでないほうが子育て、孫育ては楽しいですよ、きっと。
石田衣良「愛がいない部屋」

石田さんの本は初めてです。
神楽坂周辺の高層マンションにまつわる少し辛くて苦い恋愛短編集でした。
図書館で適当に面白そうな本を借りてくるので読み方に節操がないですね、
書棚を眺めているとたくさんの本が並んでいて「私を借りて借りて~」と言う声が聞こえるときがあるんですよ。
面白い本に出会う楽しさはやめられませんね!