宮本輝「草原の椅子」読了
これは10年くらい前、新聞連載で毎日楽しみに読んだ小説です。
しばらく宮本輝氏から遠ざかっていたのですが、長年再読したいと思っていたので文庫で購入しました。
先に主人が読んだのですが小説の主人公と年代が近いという事もあって共感するところが多々あったらしく「これはいい本だ」としみじみと感想を語りました。
しばらくぶりの再読、やはりこの小説は大好きです。静かな共感と感動が広がります。
あとがきの中で宮本輝氏は本当のおとなの定義を
「幾多の経験を積み、人を許すことができ、言ってはならないことは決して口にせず、人間の振る舞いを知悉していて、品性とユーモアと忍耐力を持つ偉大な楽天家」と言われ、「『草原の椅子』は、私自身が、優れたおとなたらんとして書いた小説かもしれない」と語られています。
私自身も優れたおとなたらんと日々努力したいものです。
これは10年くらい前、新聞連載で毎日楽しみに読んだ小説です。
しばらく宮本輝氏から遠ざかっていたのですが、長年再読したいと思っていたので文庫で購入しました。
先に主人が読んだのですが小説の主人公と年代が近いという事もあって共感するところが多々あったらしく「これはいい本だ」としみじみと感想を語りました。
しばらくぶりの再読、やはりこの小説は大好きです。静かな共感と感動が広がります。
あとがきの中で宮本輝氏は本当のおとなの定義を
「幾多の経験を積み、人を許すことができ、言ってはならないことは決して口にせず、人間の振る舞いを知悉していて、品性とユーモアと忍耐力を持つ偉大な楽天家」と言われ、「『草原の椅子』は、私自身が、優れたおとなたらんとして書いた小説かもしれない」と語られています。
私自身も優れたおとなたらんと日々努力したいものです。
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sasaki_jewel at 2007-12-12 22:55
こんばんは^^
素敵な本をご紹介されていますね。ぜひとも読んでみたい。
「言ってはならないことを決して口にしない」これは大切なことですよね。ついつい勢い余って・・だとか、なんだか無性に腹が立って・・だとかそんな理由で言ってはならないことを口にしてしまうようではまだまだ子どもなのですよね。反省してしまう。
優れた大人にたらんとわたしも日々努力したいものです^^
素敵な本をご紹介されていますね。ぜひとも読んでみたい。
「言ってはならないことを決して口にしない」これは大切なことですよね。ついつい勢い余って・・だとか、なんだか無性に腹が立って・・だとかそんな理由で言ってはならないことを口にしてしまうようではまだまだ子どもなのですよね。反省してしまう。
優れた大人にたらんとわたしも日々努力したいものです^^
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しふぉん
at 2007-12-13 19:45
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by chiffonmini
| 2007-12-11 20:47
| 読書
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Comments(2)