宮本輝「にぎやかな天地」読了。
今自分の中で、第二次「宮本輝」ブームです。(笑)
宮本輝さんは随分昔に何冊か読んでるはずですが、かろうじて覚えているのは「優駿」と「青が散る」くらい、
「草原の椅子」を再読してから無性に輝さんにどっぷりとつかりたくなって読み漁っています。
「日本の優れた発酵食品を後世に残す本を作って欲しい」と依頼された青年。
昔からの伝統的な手法で作られるなれ鮨、鰹節、醤油、味噌等の取材を続けるうちに、発酵食品のゆったりとした微生物の働きに自らの生き方を重ね、新しい一歩を踏み出す勇気をもらう。
日本の優れた食文化である発酵食品の知識が深まり、とてもおもしろく興味深い小説でした。
人は誰でも確実に一歩一歩あゆんでいけば、いつかきっと熟成して素晴らしい何かを生み出していけると気づかされる一冊でした。
今自分の中で、第二次「宮本輝」ブームです。(笑)
宮本輝さんは随分昔に何冊か読んでるはずですが、かろうじて覚えているのは「優駿」と「青が散る」くらい、
「草原の椅子」を再読してから無性に輝さんにどっぷりとつかりたくなって読み漁っています。
「日本の優れた発酵食品を後世に残す本を作って欲しい」と依頼された青年。
昔からの伝統的な手法で作られるなれ鮨、鰹節、醤油、味噌等の取材を続けるうちに、発酵食品のゆったりとした微生物の働きに自らの生き方を重ね、新しい一歩を踏み出す勇気をもらう。
日本の優れた食文化である発酵食品の知識が深まり、とてもおもしろく興味深い小説でした。
人は誰でも確実に一歩一歩あゆんでいけば、いつかきっと熟成して素晴らしい何かを生み出していけると気づかされる一冊でした。
by chiffonmini
| 2008-02-14 20:43
| 読書
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