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読書

道頓堀川

宮本輝「道頓堀川」読了。(これも4月ごろ読んだ分なのでかなりおぼろ~~)

道頓堀川_f0129726_21352679.jpg


「泥の川」「蛍川」とこの「道頓堀川」が宮本輝さんの「川三部作」と言われています。
三部作の中では私はこの「道頓堀川」が一番好きかな、

大阪ミナミの歓楽街、道頓堀川のほとりで暮らす孤独な人々、
屈折しながらも必死で今日を生きている人々、

さまざまに交差する人々の人間模様が暗めのタッチで描かれています。

宮本輝さんの作品は全体に暗くモノクロームなイメージです。
最初はそれが少し苦手だったのですが、だんだんその暗さが心地よくなってきている自分がいたりして・・・(笑)、
宮本輝マジック~!
Commented by tacaQ at 2008-06-30 19:34 x
うわー懐かしいなぁ。
僕も詳細は忘れてしまいましたが、街を生きるそれぞれの人生が交錯する情景に、そこはかとない共感を覚えた記憶があります。
Commented by しふぉん at 2008-06-30 22:29 x
tacaQさん、いらっしゃ~~~~い!
三部作でこれだけ読んでなかったんです。

5月から「明治天皇」読んでいます。

読み物としてはあまりに長く飽きがくるのですが、この時代(明治維新後)は全く未知の世界で、知的好奇心を満足させてくれます。

明治天皇・・・・五箇条のご誓文・大日本帝国憲法の発布
教科書でこれしか習ってないような・・・・(汗)

大の西洋嫌いの父のもとに生まれ、伝統的な公家の教育を受けて育った明治天皇が確固たる意思を持ってこの激動の明治維新後の舵取りをとられたことは本当に日本にとって素晴らしい事だったのだと初めて知りました。

飽きると違う本に手を出してしまうのでまだ三巻目です~。
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by chiffonmini | 2008-06-25 21:38 | 読書 | Trackback | Comments(2)

お菓子を焼く、ミシンで縫う HANDMADE 大好きな しふぉん@ばぁばです。最近自作のドライフラワーにはまっています!


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