
私にとって宮城谷昌光さんは別格な作家さんです。
司馬遼太郎記念館で行われた講演会に行きました。
ネットでのお友達も宮城谷ファンつながりの方が多いです。
「宮城谷昌光全集」が刊行されたとき、毎月ネットで購入し二年がかりで全21巻揃えました。

(この全集は完全保存版です、もったいなくて読めません、読むのはもっぱら文庫の方です(笑)
こちら文庫棚

この「春秋名臣列伝」は「宮城谷昌光全集」の付録から抜粋してまとめられたものです。
宮城谷昌光氏が小説を書くため、下調べをしたメモ書きのような内容といえるでしょうか。
「樂毅」「晏子」「重耳」「管仲」「子産」等、宮城谷氏の小説を読んでよく知っている人物については理解しやすく興味深く読めましたが、全く知らない人物についてはかなり難解な印象でした。
宮城谷氏の小説をまた再読したくなってきました。
小説には作家さんの生き方が如実に反映されますね、氏の真摯でまじめな生き方がどの小説からも感じられます。
小説の中に人としての理想のありようが示され、読んでいて背筋が伸びる気がします。
他の作家さんからは得られない読了後のすがすがしさ、何度読んでも感動し熱い涙を流すことのできる大好きな作家さんです。

ウチの本棚はもっと古い(夫の父が若い頃使っていて、地震でガラスが割れた物です~)のなんですが、同じような状態で、宮城谷さんのが並んでいます。
その下の段は、中国物(井上祐美子さん、海音寺潮五郎さん、北方さんなど)
またその下は、少年少女向き(勿論勾玉シリーズも♪)と外国物「モンテクリスト伯」ですね。
この本棚の隣は、河合隼雄さん、大江健三郎さん、そしてパールバックの「母よ、かなしむ事なかれ」。その下には、宮部みゆきさん。畠中恵さんなどなど~^^♪。

再読したい本だけ文庫で買ってます。
司馬遼太郎、隆慶一郎、浅田次郎、宮本輝等並んでいます。
ケーキ本、ソーイング本も結構スペースをとっていてこれ以上増やせません!